Special Lecture 1
特別講演1
題目:邪馬台国の謎を解き明かす ― 越前説 ―
【講演概要】新井白石より300年続く邪馬台国論争に、終止符を打ちます。一般的な歴史学者は、文献解釈や考古学という情緒的な視点から古代史を研究しています。これでは「思う、思わない」という主観的な議論になってしまい、結論が出る事はありません。文系的な考え方では真実を見つける事は出来ない、万人の支持を得られない、それは当たり前です。ではどうすべきでしょうか?それは理系の実証主義の様に、客観的データに基づいて解析する事です。すると、邪馬台国の本当の姿が見えて来ます。文献史や伝説伝承のようなお伽噺は極力排除して、理論的に古代日本の姿を研究して導き出した結論。それが、今回お話しする「邪馬台国越前説」です。
【略歴】
・最終学歴: SantaClara University(米国カリフォルニア州・最古の私立大学。シリコンバレーの中心部に位置する)
・学位: Master of Electrical Engineering
・職歴: 半導体電子回路の設計 (得意分野:高周波アナログ電子回路)
・現職: 不動産会社経営
・古代史研究: 若年時よりの趣味。10年前に邪馬台国越前説に行き着き、YouTubeなどで自説を発信している。毎日動画作成を行っており、現在800本(全100時間)以上の動画がある。また、FaceBookで「邪馬台国の場所」というグループ(メンバー5,200人)を主宰して、日々議論を戦わせている。
・ホームページ: https://www.xhimiko.com/
Special Lecture 2
特別講演2
題目:未定
【講演概要】敦賀市から車で約30分、周囲10kmの水月湖で、2006年、湖底下の縞々がある堆積層(年縞・ねんこう)の掘削に成功。縞々の1本は約0.7mm、それが7万年分、45mも続いていました。この年縞の炭素14により水月湖年縞は年代決定の世界標準(IntCal)に採用され歴史学、考古学、地質学に多大な貢献をしています。年縞に含まれる花粉により過去の気候変動も再現されています。福井県年縞博物館は全国5700の博物館のNo.1として日本博物館協会賞を受賞しました。
【略歴】
・獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒。
・大学時代にフリージャーナリストとして活動開始、後、おもに情報、科学技術、アマゾン、環境、巨大災害分野での取材執筆を継続。情報の仕事術関連の著作多数(「仕事術」は山根の創語)。
・1990年から7年間、NHK総合テレビ外部キャスター。
・1991年から週刊誌にてエンジニアとの対談「メタルカラーの時代」連載を開始、17年間、784回掲載。
・Made in Japanの啓蒙普及に貢献。愛知万博、福井国体など数多くの巨大イベントのプロデューサーも務める。
・宇宙分野の仕事も大きな柱で著書「小惑星探査機はやぶさの大冒険」は東映で映画化(渡辺謙主演)。
・2014年から水月湖年縞の取材を開始、教科書に書くなど啓蒙に尽力、福井県年縞博物館設立の一翼を担う。
・『環業革命』『メタルカラーの時代』シリーズ(24冊)、『理化学研究所 100年目の巨大研究機関』、『スーパー望遠鏡「アルマ」の創造者たち』など著書多数。東京クリエーション大賞、ブラジルパラー州議会功労賞、テレワーク推進賞個人賞などを受賞。獨協大学特任教授を歴任。理化学研究所名誉相談役、福井県交流文化顧問、日本文藝家協会会員。
Pre-conference Technical Tour
プレイベント
「高速増殖原型炉もんじゅ」 見学
- 日時: 前日(3月4日(火) 午後)
- 移動: 貸切バス
- 行程: 12:30敦賀駅出発(会場ではありませんのでご注意ください) - 18:00敦賀駅到着(予定)
- 備考: 参加登録ページにて,プレイベント企画・出席にチェックを入れてお申し込みください.定員は30名です(先着順).定員に到達次第,締め切らせていただきます.ご不明な点は、事務局まで事前にお知らせください.
※ 随時,詳細情報を追記していきます.